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【ご案内】アウトリートネット第3回世田谷大会開催
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一般社団法人コミュニティ・メンタルヘルス・アウトリーチ協会より 第3回世田谷大会 のお知らせ
当法人は、アウトリーチを通じて、メンタルヘルスの支援ニーズがある人を中心に、社会的孤立状態にある人や、そのリスクがある人、
また、その人に関わる人たちが、地域の中で自分らしい暮らしができる社会の実現に寄与することを目的に活動をしています。
近年の多くの社会問題には、8050世代のひきこもり、虐待、ヤングケアラー等、生活面での困難とメンタルヘルス上の課題が絡み合っていることが多い現状があります。
そのような課題で苦しんでいる方々が地域で希望をもって生活を送っていくための伴走支援で大切なことは、当事者の方の生活を1つのストーリーと捉え、
子どもの時期から高齢者になっていく過程において、当事者やご家族・関係者がシームレスに途切れることなく出会えることと考えております。
そこで、今回、多様な領域の人々をお招きしながら、アウトリーチ支援において「未来を紡ぐための出会いの連続性」を考えていくための場として、下記の大会を企画いたしました。
アウトリーチ支援の現在地を確認・議論していく場として、多くの出会いが演出されるよう様々な企画を用意しておりますので、ぜひ、ご参加頂ければと存じます。
【大会概要】
■大会名:アウトリートネット第3回世田谷大会
■テーマ「未来を紡ぐアウトリーチ ~出会いの連続性~」
■日時:2025年5月17日(土)・18日(日)
■場所:成城ホール(〒157-8501 東京都世田谷区成城6-2-1)
■大会HP/概要:https://sites.google.com/view/outreachnetzennkokutaikai3/home
■お申し込み:https://outreachnetzenkoku.peatix.com/view
【プログラム概要】
============ 5月17日(土) ============
◆ 【総論】 支援を要する人々に届くアウトリーチ支援を行うために
~我が国の包括的な支援に関する状況~
「精神障害にも対応した地域包括ケアシステム(にも包括)から見えてくること」
藤井 千代 氏:国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 地域精神保健・法制度研究部
岡本 秀行 氏:厚生労働省 社会・援護局 障害保健福祉部 精神・障害保健課
「重層的支援体制整備事業から見えてくること」
鏑木 奈津子 氏:上智大学 総合人間科学部 社会福祉学科
【第一部】 アウトリーチ支援 制度の切れ目や世帯全体の
複合的な課題を考える~若者支援、世代をまたぐ支援など~
朝比奈 ミカ 氏:市川市よりそい支援事業「がじゅまる+」(多機関協働等)、市川市生活サポートセンターそら
藤井 和世 氏:おでかけクリニック
【第二部】 アウトリーチ支援 孤立をめぐる地域課題を考える
~借りられない住まい、セルフネグレクト、ゴミ屋敷など~
沢村 香苗 氏:日本総研創発戦略センター
根本 真紀 氏:フリーソーシャルワーカー
【総括】未来を紡ぐアウトリーチ、出会いの連続性
~領域を超えてアウトリーチ支援をつないでいくために~
◆ コラボ企画:再発見される言葉たち―「言葉」を再発見し、新しい未来への扉を開く―
この企画では、病を乗り越える体験やそれを支える家族やスタッフの声を聴き、会場全体での対話を通じて、未来を紡ぐための新しい視点や治療のあり方を探ります。
“あなたの声”が、新しい一歩の力になります。
============ 5月18日(日) ============
◆ 教育講演
【「ひきこもり」の30年を振り返る:当事者との関わりを中心に】
石川 良子 氏:立教大学 社会学部 社会学科
◆ 区民講座:アウトリーチでの出会いと対話
荒井 和樹 氏:全国こども福祉センター/中京学院大学
向谷地 生良 氏:べてるの家/北海道医療大学
◆ 当事者に聴く:被災経験とこれからの防災
山田 悠平 氏:精神障害当事者会ポルケ
相良 真央 氏:精神障害当事者会ポルケ
◆ 分科会①徹底討論:医療での多職種アウトリーチをどこでも当たり前に実現させたい!
◆ 分科会②訪問場面でも役立つ感情調節困難な人を支援するためのDBT
◆ 分科会③ケアと地域づくりとしてのヒューマンライブラリー~誰もがつながり合う一つの手がかり~【体験編】
◆ 分科会④「今、現場で求められている個別支援・訪問看護とは」〜伴走・その人中心・生活モデル〜
◆ 分科会⑤アウトリーチにおけるハラスメント対策研修
◆ 分科会⑥ピアサポートと権利擁護
◆ 一般演題